先日、お客様からこんなご質問をいただきました。
「非認知能力を自分が学んでいくと、旦那さんと私の違いが気になりそう。
その言い方はダメだよとか、そんな接し方やめてとか言ってしまいそう。」
とのこと。
確かに、自分が子育てを学ぶと、心がけたい声かけや、言いたくない言葉などが出てくると思います。
すると、そんな言葉使わないでほしいなーとか、その接し方どうなの?と思うことも。
特に、それを身近な存在、旦那さんなどのパートナー同居しているしている人の言動だと、
余計に気になるかもしれません。
めちゃくちゃあるあるだと思います。私もありました。
イヤイヤ、そんな言い方しても無理に決まってるでしょ…
これだから学んでない人は…って。(ここは私の思い。クライアントさんの声ではありません笑)
お母さんとお父さんが、違うことを言っていることで、
どんな影響がありそうですか?と聞いてみたところ
「子どもがどちらの意見を採用するか、困るかな…だけど、子どもは自分でいいと思う方を
選ぶのか…じゃあいいのか」
なんて感じで、若干既に納得されていました♡
もちろん、それもあると思います!
さまざまな意見を聞くことで、自分はどちらを採用するか、自分で決めるきっかけにも
なると思います。
それプラス、私がお伝えしたのは…
”お父さんとお母さんで、言ってることが違ってもいいのではないか”
ということ。
確かに、答えが一つに決まっていること、例えば計算問題なんかで、
「これは15だよ!」「いや、16だよ」って言われたら混乱しちゃいますよね。
いやどっちなの?!って!
こういう、『1+1=2』とか、『日本で車を運転するには運転免許が必要』みたいな事実に関しては、
違うことを言われると困りますよね。
だけど、声かけや接し方って答えは一つじゃないですよね。その子によっても違うし、場面によっても違う。
正解は一つではないと思うのです。
正解が一つではないとしたら、色々な声掛けや接し方があってもいいですよね。
むしろ、色々な選択肢がある方が、応用が効く!
お父さんはこう言っていたけど、お母さんはこう言っていた。
そんな考えもあるんだなぁと学ぶ場面にもなるし、
大人でも、いろんな意見があるんだなってことを知る機会になると思います。
例えば、『お父さんの言うことは絶対!』という環境で、
お母さんが無理してお父さんの言うことに合わせていたとしたら…
お父さんの意見だけが正しくて、お母さんは意見を言うべきではない、
子どもたちも自分の意見を言うことはできない、
そんなことを学んでしまうかもしれません。
それは望ましい環境と言えるのでしょうか?
お父さんとお母さんで意見が違う、声かけや接し方が違うのは、
世の中には、さまざまな意見があるということを学ぶ場になる。
そのどちらの意見を採用するかは、子どもたち。
それに、もし、お母さんの声かけが変わって、子どもたちとの関係がよくなっていたり、
子どもにいい影響があると、お父さんが気づいたら…
お父さんもそのうちこっそり、お母さんの言い方や接し方を真似したり、
こんな時はどうやっていう?なんて、聞いてくるかもしれませんね…♡
だから、お父さんとお母さんで、意見が違ってもいい。
むしろ、違う人間だから、意見や声かけは違って当たり前。
それを家庭の中で学べるということは、柔軟性や共感力、思考力や判断力を鍛える上で
最高の環境であるとも言えるのではないでしょうか。
家庭は小さな社会。
子どもに対する声かけや接し方は、「これ」という『たった一つの正解』はありません。
見る人によって、見るタイミングや知っている事前情報によって、
捉え方は大きく変わります。
だから、その都度考えていくもの。
ただ、子育ては、とっさの連続。
とっさの出来事が起こった時に、どんな声かけをするか、
どんな接し方をするか。
それは、普段から頭の中で考えていることが影響してきます。
だからこそ、普段から、自分に対する声かけを意識していきましょう♡
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